山麓ののどかな温泉と、上毛三山の景観が見事な群馬県。
「富岡製糸場」はシルク産業の技術が発展した場所として、【世界遺産】に指定されています。
良質な温泉が多くの観光客を迎える一方で、尾瀬の自然豊かなハイキングコースも人気です。
穏やかで清々しい空気の群馬県では、季節の恵みを頂いたり、体験型の旅がおすすめ。
旅の憩いの時間に、たくさんの味覚と出会える場所です。
目次
下仁田ねぎ
群馬県の特産品といえば、下仁田町生まれの「下仁田ねぎ」。
スーパーマーケットでよく見るねぎとはちょっと違う、白い部分が太いねぎです。また青い葉の部分が大きく、扇のように美しいのが印象的です。収穫までにおよそ15ヶ月の時間をかけて、下仁田町の大地から育まれる、貴重なお野菜でもあります。江戸時代から栽培されてきた長い歴史を持ち、将軍さまに献上されたというお話も。
気になるお味ですが、甘みの濃さが特徴です。生で食べるとピリッとした強い辛みがあります。とにかく甘みを味わうなら、ぜひ加熱していただきましょう。焼いて滑らかな食感を楽しんだり、鍋物や煮物の材料として、その甘みと旨味を堪能できます。
別名「殿様ねぎ」とも言われている主役級の「下仁田ねぎ」は、【季節限定】の特産品です。
旬の季節（12月～2月ごろ）にお取り寄せしたり、群馬県へお出かけの際はぜひご賞味ください。
こんにゃく
全国に流通している「こんにゃく」の多くが、群馬県で生産されています。
定番の田楽や、さしみこんにゃく、煮物でおいしい玉こんにゃくなど、かわいい形と幅広いアレンジが楽しい食材。
県内には、こんにゃくパーク・観光センターや数々の工房があり、群馬の発展に結びついています。
有機栽培のこんにゃく芋を使用したこだわりの「こんにゃく」など、群馬ならではの高い品質と技術が光ります。
お料理を頂いたりするだけではなく、「こんにゃく」の製造体験に参加できるのも旅の醍醐味。
玉こんにゃくをお供に街を散策したり、地酒と合わせたお料理で一息つけば、心もおなかも大満足の旅になりそうです。
