赤べこや会津塗など、工芸品の文化が漂う福島県。
会津若松市の鶴ヶ城、芦ノ牧温泉、あぶくま洞などの観光スポットが有名です。
猪苗代湖や磐梯山の大自然は、遠足で訪れた方も多いのではないでしょうか。
景勝地や温泉地が多く、宿場町としてノスタルジーな魅力たっぷりの福島県。
本日は縁起も良くて味わい深い、伝統の郷土料理をご紹介します。
目次
こづゆ
「こづゆ」とは、福島県の特産品を盛り込んだ汁物です。
地元のお野菜、豆麩、こんにゃく、里芋などを煮込み、味付けして仕上げます。こづゆ特有の、深い旨みの秘密は「ホタテの貝柱」。
だしのきいた味わいと、食材のヘルシーさが魅力です。さらにはお祝いの場所で頂く、縁起の良いごちそうでもあります。
日持ちする乾物や手に入りやすい特産品から生まれた、工夫たっぷりのおもてなしの逸品。
福島県にお越しの際は、お料理屋さんでぜひご堪能下さいね。
わっぱめし
つづいては、会津で有名な「わっぱめし」。曲げわっぱは、工芸品の中でもお弁当の器として有名です。
わっぱめしは、ご飯をつめた曲げわっぱに具材をのせて蒸しあげるので、香りと風味が引き立つお料理です。
実はメインの具材は、地域やお店によって個性があるのがお楽しみ。お米の美味しさに加え、きのこや山菜などの「山の幸」たっぷりなものが人気です。
鮭の旨味もぎゅぎゅっと詰め込んで、風味あふれる満足感には、ファンも絶えない郷土料理。
福島県ならではの素敵な佇まいの専門店や、駅のお弁当など、旅程に合わせてお楽しみください。
