LOCAL GOURMETご当地グルメ

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岐阜

国内

飛騨高山や温泉郷、文化と歴史のロマン溢れる場所が岐阜県の魅力です。
天下分け目の戦い・関ヶ原の古戦場や、岐阜城など訪れたい場所もたくさん。
伝統文化の美濃地方から、壮大な飛騨地方まで、その魅力が尽きることはありません。
清流の川魚、壮大な広葉樹、大自然をたくましく生きる動物たちとの出会いも。
雄大な自然が植物や生き物を育むことで、豊かで多彩な食文化が生まれています。

目次

栗きんとん

岐阜県の「栗きんとん」は、秋の味覚の贈り物。中津川の名物として、【栗きんとん発祥の地】の石碑も建てられた郷土菓子です。
お砂糖と炊いた栗を混ぜて、布で絞り、ころんとした和菓子へと変身します。ひだのある可愛らしい姿には、栗の甘みがぎゅっと凝縮されて、見た目以上の食べ応え。
シンプルながらも栗餡の滑らかさには、高い技術が光り、ひと口ひと口がとても濃厚な味わいです。
岐阜県には【恵那栗】の産地がありますが、全国から栗を入荷することも。それは「栗きんとん」のあまりの人気ぶりに、栗の生産が追い付かなくなるからだそうです。
ふわっと香る栗の甘さには、お茶・抹茶のほかにコーヒーもよく合います。栗の美味しさをフレッシュに頂ける季節に、是非お楽しみください。

ぼっか煮

岐阜県の清らかな川に泳ぐアユ。現地ならば、季節によって川魚を新鮮なうちに塩焼きで楽しめます。
一方で川魚をお土産にしたい、おうちで食べたい気分のときも。そんな時には「ぼっか煮」がおすすめです。「ぼっか煮」は川魚を日持ちさせて食べられる、優れた保存食です。
じっくり加熱したアユを、醤油・砂糖などで甘露煮に仕上げることで、柔らかく味のしみた身を堪能できます。その深い味わいは、晩酌にもぴったり。
荷物を籠に入れて背負う【ぼっか】に由来した、どこか懐かしく、自然の美しい情景を思わせる郷土食材です。

朴葉みそ

朴葉みそといえば、岐阜県のグルメ旅には欠かせない存在。大きな朴葉に味噌を敷いて熱し、その上でお肉、ネギやキノコなどを焼いていただきます。
海鮮やバターなど、お味噌に合う具材で色々と作ってみるのも、発見があって楽しいお料理です。
みその香りが立ち込めて、パチパチとはぜる音も楽しみながら、朴葉の独特の香りが食卓を彩ります。
朴の木はモクレン科の落葉高木。その葉は大きく丈夫で、殺菌作用があることで知られています。そのため食材を包んでおくのに適していました。
エコロジーな一面だけでなく、衛生面でも食事に身近な樹木として、人々の生活を支えてきたことがわかります。

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