四季折々の表情を見せる茨城県。日本三名園のひとつ「偕楽園」は、梅の名所として名高い庭園。
国営ひたち海浜公園や潮来(いたこ)など、季節ごとに美しい花々が多くの人を呼ぶ、自然豊かな観光地です。
広大な「霞ヶ浦」や「筑波山」や、常陸太田市の「竜神大吊橋」など訪れたい場所も盛りだくさん。
農業に恵まれた平野部でありながら、漁港からは海の恵みがやってきます。
茨城県の大自然が育んだ作物や魚介類から、幅広いご当地グルメをリサーチしましょう。
目次
干しいも
みんな大好き、優しい味わいの干しいも。ヘルシーおやつとしても人気ですよね。
全国に流通しているもののうち、なんと9割が茨城県からやってきます。郷土グルメとしては、その圧倒的な生産量に驚きです。
茨城県で作られる干しいもの魅力は、お芋の種類によってバリエーションがあること。最近人気の「紅はるか」はクリーミーで、バランスの良い甘さが特徴です。ほっくり系の食感を楽しむなら「紅あずま」がおすすめです。
さつまいもが干しいもに加工されることで、熟成した甘さ・柔らかさを楽しめます。ほんのり温めれば、さらに香りと柔らかさが増して、美味しく頂けますよ。黄金にかがやく箱いっぱいの干しいもは、生産者の方の愛情もたっぷり。
お芋によって味の個性もたくさん。旅のお土産やお取り寄せで、ゆっくりと食べ比べもしてみたいですね。
あんこう鍋
茨城県といえば大洗海岸が有名ですが、冬のあんこう鍋でも知られています。
海岸から恵まれるフレッシュな魚介類を、あったかお鍋で頂けるのが茨城グルメの魅力。
栄養豊富で、身や骨を余すことなく使うエコなお料理は、旨味とぷりぷりの食感がポイントです。
おうちで再現されるご当地お鍋は数多くあれど、こちらの「あんこう鍋」はぜひ本場で味わいたいグルメ。
冬の間(だいたい11月~3月ごろ)にお料理屋さんや旅館で頂ける【期間限定】のお鍋ですので、ご確認のうえお出かけください。