アメリカ合衆国・テネシー州 ナッシュビルに行ったら何をする?おすすめ観光名所

BNA

アメリカ合衆国はテネシー州の州都ナッシュビルは、ミュージックシティと呼ばれているカントリーミュージックの聖地です。
ダウンタウンの一角には200以上の音楽スタジオが密集するエリアがあり、プロのミュージシャンはもちろん、ミュージシャンの卵や、アマチュアミュージシャンで賑わっています。
カントリーミュージックの歴史を知ることができる博物館も充実しており、世界中の音楽ファンが観光に訪れます。
今回は、そんなナッシュビルの観光名所をご紹介いたします。

目次

ナッシュビル観光では外せないカントリーミュージック博物館

ナッシュビル5番街にあるカントリーミュージック博物館には、カントリーミュージシャンに関する資料が1000点以上展示されています。
戦前にレコーディングされたカントリーミュージックの実に98%がここに保管されています。
カントリーミュージックの歴史を知ることができますし、実際にルーグラスやスウィングど、色々なカントリーミュージックの音源を視聴することもできます。
カントリーミュージックの巨匠であるエルビス・プレスリーのゴールドピアノやゴールドキャデラックが展示されていて、来館者たちから注目を集めています。
外壁がピアノの鍵盤のデザインというお洒落な博物館で、とてもフォトジェニックです。
この博物館から、カントリー音楽の聖地であるミュージックロウへ行くツアーが出ており、これに参加するとエルビス・プレスリーやドリー・バートンがレコーディングをおこなったRCAスタジオBを訪れることもできます。

レンガ造りが印象的なライマン公会堂

ナッシュビルのダウンタウンにあるライブハウス、ライマン公会堂はレンガ造りが印象的で、もともとはゴスペル礼拝堂として建てられました。
映画のロケ地に使われたり、ミュージカルの舞台になったりすることから、南部のカーネギーホールと称されることもあります。
ロビーは博物館のように様々な展示品で溢れており、ライマン公会堂の舞台に上った歴史的なスターたちにまつわる数々の資料が見られます。
1952年から放送されている、アメリカ最古のカントリーミュージック番組「グランド・オール・オープリー」が発信されていた場所としても有名で、番組のファンにとっては是非訪れたい観光名所となっています。

カントリーミュージックのレジェンドについて知るジョニー・キャッシュ博物館

ナッシュビル出身のシンガーソングライター、ジョニー・キャッシュの博物館です。
2013年に設立された比較的新しい博物館ですが、オープンしてから連日多くのファンが訪れて大変賑わっています。
カントリーミュージックのレジェンドと呼ばれたジョニー・キャッシュの愛用ギターなどが展示されています。
博物館のオープン日である5月1日は、ジョニー・キャッシュ自身がMCを務めた「ジョニー・キャッシュ・ショー」という番組の1回目の収録がおこなわれた日で、ボブ・ディランがゲスト出演したことが全米の話題となりました。

クラシック音楽も負けていないスカマホン・シンフォニー・センター

ナッシュビルはカントリーミュージックが有名ですが、ナッシュビル交響楽団という楽団があるくらいクラシック音楽も盛んです。
そのナッシュビル交響楽団の本拠地がスカマホン・シンフォニー・センターです。
クラシック音楽のコンサートを聴くことができるので、優雅なひと時を過ごしてみるのも良いでしょう。

農業だけでなく競走馬の飼育もおこなわれたベル・ミード・プランテーション

ナッシュビルには「ベル・ミード」という独立都市があります
そこにあるベル・ミード・プランテーションは緑あふれる大規模庭園で、昔は農場として、そして競走馬の飼育場として使われていました。
アメリカのサラブレッドのほとんどが、ここベル・ミード・プランテーションにルーツを持つとも言われており、優秀なサラブレッドを輩出した歴史をもっています。
現在、敷地内には博物館やレストランがあり、1800年代の古き良き時代を感じながら散策を楽しめます。

世界的アーティストがレコーディングをおこなったRCAスタジオB

エルビス・プレスリーやドリー・パートンなど、世界的なカントリーミュージシャンがレコーディングをおこなった「聖地」RCAスタジオBは、多くのファンがこぞって訪れる観光スポットです。
1960年代のナッシュビルサウンド発祥の地であり、その当時は世界の音楽レコーディングの中心地でした。

アメリカ合衆国・テネシー州 ナッシュビルの観光スポットを楽しもう

カントリーミュージック発祥の地であり、中心の地であるナッシュビルには多くの音楽関連の博物館があり、音楽ファンにとってはたまらない観光地です。
エルビス・プレスリーをはじめとする、世界的に有名なカントリーミュージシャンの面影を追うことができるので、博物館やレコーディングスタジオなど、余すところなく見学してみてはいかがでしょうか。

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