中国・瀋陽(シンヨウ)に行ったら何をする?おすすめ観光名所

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中国遼寧省の省都である「瀋陽」は観光客に嬉しいショッピング街。
人口800万人を有し、中国の東北部で最も大きな都市になります。
交通量・商業施設・人口が多い点では、日本いうところの東京都に似た景観が特徴的です。
他方で、世界文化遺産に登録された墓地や満州事変後に建造された記念館などもあります。
この記事では、そんな中国・信用で訪れたい人気の観光スポットを5つ紹介します。
商業の中枢をなす日本国外の街並みを巡ってみたい方は必見です。

目次

毛沢東の像で有名な「瀋陽中山広場」

瀋陽市和平区に位置する、「中山広場」。
その中央には政治家・思想家である毛沢東の銅像が設置されています。
毛沢東といえば、中華人民共和国の建国や社会主義政策の推進で知られています。
反対派勢力を見事に鎮圧した毛氏の独裁的な政治方針は、現・共産主義の礎を築きました。
銅像には毛氏のもとで一丸となって働く労働者の様子が刻まれており、共産国である中国を象徴する作品といえるでしょう。
満州時代には、別名で「奉天大広場」と呼ばれていました。
奉天・大和ホテルから広場に立ち寄る観光客もいますが、横断歩道がないのがデメリット。
近くの警備員などに声をかけ、歩行者優先で道路を渡れるようにしてもらいましょう。
広場への入場料は特にかかりません。

皇帝の陵墓と美しい庭園が広がる「北陵公園」

瀋陽最大の公園である「北陵公園」は、清の2代目皇帝・皇太極と孝瑞文皇后の陵墓です。
圧倒的な景観美を求める方は昼間のうちに立ち寄ることをおすすめします。
北陵公園の総面積は330万平方メートルにもわたり、レンガ色の陵墓を囲うように庭園が広がっているのです。
また、陵墓と庭園の間からは噴水が湧き、何とも優雅な景観が広がっています。
公園内への入場料は大人6元(約89円)です。
車で訪問した際の駐車場代も有料となりますので、小銭を用意しておきましょう。
こちらの営業時間は6時から19時までになります。

満州事変当時の歴史を学ぶ「瀋陽九・一八歴史博物館」

瀋陽大東区に位置する「瀋陽九・一八歴史博物館」は、満州事変の歴史が詰まった中国国家1級の博物館です。
1991年に旧館が開設され、1999年には新館が開設されました。
現在は、地元民・観光客ともに新館にのみ出入りすることができます。
館内には抗日戦争で活躍した名将・金日成にまつわる展示品や、満州事変の忘備録として政治家・江沢民が描いた『九・一八』という彫刻作品が飾られています。
そのほかにも、満州事変当時に使用された94式山砲、96式軽機関銃、38式歩兵銃などの銃器などをじかに見ることができますよ。
世界各国の歴史マニアにはたまらない観光スポットになるでしょう。
入館料は無料ですので、瀋陽を訪れた際はぜひ1度立ち寄ってみてくださいね。

古典的なお買い物スポット「太原街商業歩行街」

瀋陽の2大繁華街の1つである「太原街商業歩行街」には、高級ブランド品から手頃な価格のお土産品まで多くの品物が揃っています。
こちらは地上・地下にフロアが分かれており、小規模なテナントは地下に集中しています。
手頃な価格帯でのショッピングを楽しみたい方は「地下」へ行きましょう
太原街までは瀋陽駅からまでは1.6kmあるので、旅疲れのある方は車移動がおすすめです。
徒歩で向かう場合は、瀋陽駅から15分ほどで太原街が見えてきます。
ショッピングを楽しんでいる最中のスリ・置き引きには十分に注意してください。
昼夜問わず混み合うスポットなので、貴重品はボディバックや鞄の内ポケットなどに入れ、厳重に保管しましょう。

とにかく広い!「張氏帥府」

瀋陽市瀋河区に位置する「張氏帥府」は、満州を統治した軍事政治家・張作霖と張学良の邸宅だった場所です。
張作霖といえば日露戦争中にロシア軍スパイとして活躍した非常にしたたかな軍師であり、張学良は国民革命軍1級上将の階級を得たやり手の軍師として名を馳せています。
1929年には張学良により、邸宅の庭園内で親日一派が処刑されたのだとか。
現在、張氏帥府には特定の居住者がおらず、一般公開されています。
その敷地面積は1.6平方キロメートルにもおよび、東院・中院・西院に分かれています。
こちらの最大の見所は、西洋建築に寄せたレトロな外観です。
2名の名軍師の歴史が詰まった観光スポットで記念撮影をするのも一興でしょう。
入場料は大人50元(約743円)・子ども25元(約371円)となります。

中国・瀋陽の観光スポットを楽しもう

中国・瀋陽で訪れたい人気の観光スポットを5つ紹介しました。
どこか日本に似た街並み、様々な価格帯のテナントが混在するショッピングモール、名軍師についての知見を深められる文化的なスポットまで、その魅力は多岐にわたります。
初めて訪れる方も、日本の東京や銀座に来たような感覚を受けるでしょう。
歴史文化に触れる以外ではショッピングがメインになるかと思います。
その際には、くれぐれも貴重品をテーブルの上やトイレなどに置き忘れないように。
金銭絡みのトラブルに注意しつつ、安全な瀋陽旅行を実現させてくださいね。

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