ニュージーランド・クライストチャーチに行ったら何をする?おすすめ観光名所

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クライストチャーチは、ニュージーランドで2番目に人口の多い観光都市です。
緑豊かな街並みから「ガーデンシティ」とも呼ばれています。
市街地周辺にはイギリス調の建物が整然と並び、非常におしゃれな景観が特徴的です。
2011年2月22日にマグニチュード6.1規模の大地震が起こり、甚大な被害を受けたものの、現在は観光を満喫できるまでに再開発が進んでいます。
この記事では、そんなクライストチャーチのおすすめ観光名所5つを紹介します。

目次

イギリスらしい建造物を見学する「クライストチャーチ大聖堂」

クライストチャーチ中心部に位置する、「クライストチャーチ大聖堂」。
こちらは1881年を含め、3度にわたる大地震を乗り越えて建造された尖塔型の聖堂です。
年間70万人もの人々が訪れ、各国の言語をもって礼拝を行っています。
聖堂内の窓にはステンドグラスがあしらわれ、「イギリスらしい景観」が見て取れます。
再び直近の大地震で建物内が崩壊してしまったため、残念ながら内部の見学はできません。
訪問する際は外観のみの見学となりますが、それでも見応えは十分にあります。
崩壊前の聖堂内では、交響楽団による演奏や有名人の葬儀なども行われていました。
現状、見学可能なレベルにまで修復できる時期には目処が立っていません。

クライスチャーチの歴史を学ぶ「カンタベリー博物館」

1867年にオープンしたクライストチャーチの「カンタベリー博物館」。
こちらは、延べ210万点もの展示物が保管されているネオ・ゴシック調の建物です。
館内に展示された「飛べない鳥・巨鳥モアのスケルトン」は、生物学者の注目の的となる人気の展示物です。
1955年に活躍した南極探検家ビビアン・フックスが使用したトラクター「エイブル」や、南東陸軍が授与した「ビクトリアクロス」なども展示されています。
クライストチャーチはもちろん、カンタベリー地区や欧州移民の歴史文化も存分に学びとることができるはずです。
カンタベリー博物館への入場料はかかりません。
予算があまりない方にもおすすめできる観光スポットになります。

色とりどりのコンテナに囲まれて「リ・スタート跡地」

「リ・スタート」は、クライストチャーチ・セントラルシティにある仮設モールです。
2011年の大地震への復興策として同年10月に開設され、2018年1月に閉設されました。
いったんは跡地となったこちらは現在、「リバーサイド・ファーマーズ・マーケット」という施設に変わっています。
こちらは、食材を調達できる市場とショッピングモールの2つの区画に分けられており、観光客向けのお土産品やブティックなども販売されています。
やはり建築様式はイギリス調となりますが、どこか日本の「ワールドポーターズ」にも似た景観がうかがえますね。
川沿いに隣接されているため、エイボン川を見下ろせる景観が自慢。
生まれ変わったリ・スタート跡地でのお買い物を満喫してみてはいかがでしょうか。

現代ショッピングモールの礎「ニュー・リージェント・ストリート」

およそ40店舗の商店が建ち並ぶ、「ニュー・リージェント・ストリート」は、スペインのミッション建築様式をもとに造られた施設です。
こちらも、大地震による被害を乗り越えて開設されたショッピングモールの1つ。
「リ・スタート跡地」と同様、クライストチャーチ・セントラルシティに位置しています。
通りの中心にはトラム(電車)通行用のレールが敷かれており、両脇に雑貨屋、レストラン、アパレルショップが隣接されている構造です。
実はこの構造、現代のショッピングモールの先駆けと言われているのですよ。
歩行者天国を導入しながらも、交通渋滞を避けるためにレールも設置しているわけです。
よりローカルな地でお買い物を楽しみたい方は、ぜひこちらに足を運んでみてください。

珍動物を観たいなら「ウィローバンク野生動物公園」

ニュージーランドならではの野生動物を観るなら、「ウィローバンク野生動物公園」。
こちらには、国鳥「キーウィ」をはじめとする50種類の珍動物が収容されています。
日本ではなかなかお目にかかれないワラビーやキツネザルはもちろん、別名で生きた恐竜と呼ばれるトゥアタラの実物をじかに見ることができるのです。
珍動物の見学を楽しむ傍ら、ニュージーランドの先住民・マオリ族の伝統芸能「コ・タネ」ショーを観賞することもできます。
クライストチャーチ国際空港から車で5分の位置にあるため、旅おさめに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
入場料は大人が29.50ドル(3,136円)、14歳までの子どもは12ドル(1,276円)です。

ニュージーランド・クライストチャーチの観光スポットを楽しもう

先住民族の歴史文化から大地震後の再開発の様子まで、クライストチャーチの見所は数えきれないほどにあります。
ローカルな地から観光スポットまで、とにかく整備が行き届いているのも大きな魅力です。
買い物、記念撮影、散策のどれもが充実することは間違いないでしょう。
入植者や自然災害に負けずに発展を遂げてきたこの地を巡り、英気を養ってみてはいかがでしょうか。

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