カンボジア屈指の観光スポットが多数点在するシェムリアップは、カンボジア旅行では外せない街です。なんといってもカンボジア観光の代表「アンコール・ワット」があり、世界中から多くの観光客が足を運んでいます。
シェムリアップにはアンコール・ワットだけでなく、沢山の歴史的な遺跡が残っています。自然と文明の融合や、穏やかな時の流れを感じられる土地シェムリアップのおすすめ観光名所や、食べてみたいグルメについて紹介いたします。
目次
- カンボジアの超定番観光スポット、アンコール・ワット
- ガジュマルの樹に飲み込まれた遺跡タ・プローム
- 自然に飲み込まれた古代の王国の名残を感じられるベンメリア宮殿
- アンコール・トム
- 水上で暮らす人々の生活が垣間見られるトンレサップ湖
- オールドマーケット
- お土産探しや地元グルメを楽しむのに最適なナイト・マーケット
- 内戦の爪痕を感じずにはいらなれないアキ・ラー地雷博物館
- シェムリアップのグルメを支えるのはトンレサップ湖で獲れる雷魚
- ココナッツのまろやかさがクセになるクメールカレー
- カンボジア・シェムリアップの観光スポットやグルメを楽しもう
カンボジアの超定番観光スポット、アンコール・ワット
カンボジア国旗にも描かれている、カンボジアが誇る世界遺産アンコール・ワットは美しいシンメトリーの寺院で、壁面のレリーフも繊細で美しく、見事な建造物です。
アンコール・ワットの背後から昇る日の出を拝む事ができて、神秘的な風景に思わずため息をついてしまいそうになります。
日中のアンコール・ワット見学は日差しが強い中徒歩での見学となるので日除け対策は十分にして入場しましょう。
ガジュマルの樹に飲み込まれた遺跡タ・プローム
タ・プローム遺跡は、自然の驚異とパワーを感じられる観光スポットです。
成長スピードの速いガジュマルの樹に飲み込まれた古代遺跡で、そこには自然の強大なパワーを感じずにはいられない不思議な空間が広がっています。
まるでアドベンチャーに出かけているような、そんな気分を味わえるワクワクする観光名所です。
自然に飲み込まれた古代の王国の名残を感じられるベンメリア宮殿
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルとなった遺跡と言われるベンメリア宮殿は、まさにラピュタのイメージそのもの。石や木々に囲まれた遺跡で、人間の文明が自然に飲み込まれそうになっているように見て取れます。
まさに朽ち果てた古代遺跡という印象で、過去の王国の栄華に想いを馳せながら自然の力に畏敬の念を抱く、そんなスポットです。
アンコール・トム
「大きい都」という意味のアンコール・トムはとにかく広い敷地が特徴で、じっくり見て回るのには1日では足りないくらいです。
アンコール・トムで最も有名な観光名所は「バイヨン寺院」で、人気バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」のスタジオセットにも、このバイヨン寺院の石像を模したモチーフが使われています。
水上で暮らす人々の生活が垣間見られるトンレサップ湖
トンレサップ湖という大きな湖では、人々が生活をしています。
水上に家を建て、ボートで移動し、水上にある学校に通ったり水上マーケットで買い物をしたりしています。
そんな様子を、ボートに乗って見学する事ができます。
トンレサップ湖で暮らす人々は観光客慣れしていて、人懐こい笑顔を向けてくれます。
この湖では雷魚が豊富に獲れて、ここで獲れた雷魚はシェムリアップ市内に出回っていて最もポピュラーな魚として人々に食されています。
オールドマーケット
シェムリアップでショッピングを楽しむならばオールドマーケットがおすすめです。
街の人々も普段の買い物に出向くマーケットで、生鮮食料品や日用品が沢山売られていて常に売り子さんやお客さんの声が飛び交い活気に溢れています。
肉売り場には豚の頭や鶏が丸々1羽その姿のまま売られていたりして、なかなか迫力があります。マーケットを見学するだけでも面白いですが、お土産内場もあり、カンボジア土産の定番であるクローマーというスカーフを安価に入手する事ができます。
お土産探しや地元グルメを楽しむのに最適なナイト・マーケット
シェムリアップでは夜になると賑わうナイト・マーケットがあります。
かわいらしいカンボジアの伝統工芸品や、クローマーというスカーフのような名産品など、お土産に最適なグッズを多数扱っており、観光客に人気です。
また、屋台も沢山出ているので地元のグルメを楽しむ事もできます。
ネオンが輝き人が沢山いて賑やかなのであまり危なくはないですが、スリには気を付けましょう。
内戦の爪痕を感じずにはいらなれないアキ・ラー地雷博物館
昔の内戦で使われた地雷。今なお沢山の地雷がカンボジアの一部危険地区には埋まったままになっています。
少年時代に訳もわからず地雷を埋めていたアキ・ラーさんが、その恐ろしさと争いの悲劇を伝えるために開設したのがアキ・ラー地雷博物館です。掘り起こし無効化した地雷の山を見る事ができ、地雷により被害を受けた人々の写真が展示してあり、地雷の恐ろしさをダイレクトに実感する事ができます。
シェムリアップのグルメを支えるのはトンレサップ湖で獲れる雷魚
シェムリアップの魚料理といえば、雷魚。
トンレサップ湖で獲れる雷魚を様々な形に調理して食します。
シンプルに塩焼きにしたり、たっぷりの野菜やスパイスと煮込んだり、カラッと揚げたり、色々な雷魚料理を楽しめます。雷魚は白身魚で淡白な味なので、どんな調理法でも美味しくいただけます。臭みもなく食べやすいです。
ココナッツのまろやかさがクセになるクメールカレー
シェムリアップグルメでおすすめしたいのがクメールカレーです。
ココナッツの風味がまろやかで、コクがあるのですがあっさりとしていてとても食べやすく暑い季節にもピッタリです。
パラパラとしたお米と一緒に食べても良いし、パンと合わせても良いです。
カンボジア・シェムリアップの観光スポットやグルメを楽しもう
カンボジア・シェムリアップのおすすめスポットとグルメをご紹介しました。
シェムリアップにはカンボジアを代表する観光名所、アンコール・ワットがあります。
これだけを見に来る価値があると言っても過言ではありませんが、折角なのでシェムリアップにある他の観光名所にも是非訪れてみてください。ガジュマルの樹に飲み込まれた遺跡や、古代の王国が遺した世界遺産が沢山あります。また、人々の生活を支えるトンレサップ湖とそこで暮らす人々の生活を見る事もできます。アキ・ラー地雷博物館では地雷の恐ろしさについて学ぶ事も。
沢山の学びや発見がある旅になる事でしょう。
お腹が空いたらトンレサップ湖で獲れた雷魚で腹ごしらえ。クメールカレーなど、カンボジアの名物料理にもチャレンジしてみてください。