ベトナム・ニャチャンに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

ベトナムのニャチャンは沿岸にある町で、ホーチミンから飛行機で1時間ほどで行くことができます。あまり耳にしない名前かもしれませんが、美しいビーチやテーマパーク、歴史を感じられるスポットまで、幅広く見どころがあり、楽しく過ごせる町です。
今回はニャチャンのおすすめ観光名所と、是非食べていただきたいおすすめグルメをご紹介いたします。

目次

離島をまるごとテーマパークとして開発したヴィンパールランド

ヴィンパールランドとは、ベトナム国内に複数あるテーマパークですが、ニャチャンのヴィンパールランドは離島をまるごと開発してテーマパークにしたもので、とにかくスケールが大きいです。
本土からは船かケーブルカーで移動する事ができます。
観覧車やジェットコースターといった、遊園地には欠かせないアトラクションはもちろん、水族館もあり、子どもたちは大喜びする事間違い無しのテーマパークです。
他にもショッピングモールやプール、レストランが充実していて、大人も思い思いの過ごし方でゆったりとした1日を楽しめます。

美しいステンドグラスが見もののニャチャン大聖堂

山教会とも呼ばれる、丘の上に建つゴシック様式の大聖堂で、現地のクリスチャンが礼拝に訪れます。
ミサの最中にも中へ入る事ができ、合唱のハーモニーがとても美しく、天井の高い教会内に響き渡ります。ミサ中に訪問する際は私語や撮影は慎むように注意しましょう。
内部のステンドグラスがとても美しく、一見の価値ありです。
夜には美しくライトアップされて、昼間とは別の表情を見せてくれます。

ニャチャン最大の市場でショッピングを楽しむダム市場

ニャチャンでショッピングを楽しむのであれば、ここがおすすめというダム市場。
とにかく規模が大きく、沢山のお店が所狭しと並んでいるため、散歩するだけでも楽しめます。
地元の方々が日常的に買い物をする野菜や果物、肉や魚などの食料品、日用品を扱ったエリアも充実していますし、服飾品やお土産など観光客に人気の店が充実しているエリアもあります。
人気のお土産は、ベトナム扇子や刺繍絵画、陶磁器や人形などのベトナム雑貨です。大きなお店の中にお土産が並んでいる様はまさに壮観です。

ニャチャンでチャンパの歴史を感じるならばポーナガル塔

ポーナガルとは女神の名前を表した言葉で、チャンパ王国の民が崇拝していた神のひとつです。そんな「ポーナガル」の名がついたポーナガル遺跡は、ニャチャン市街地の北部に位置しています。
小高い丘の上にあるため、入場後には少し急な石段を登らなければなりません。丘を登りきると5棟のポーナガル塔がそびえ立っているのを臨む事ができます。
ポーナガル塔は、ベトナム各地に築かれたチャンパ王国の遺跡と同じ建築方法で建てられており、少しずつレンガをずらして建てられてるのが特徴です。
遺跡では、伝統衣装の貸し出しもしており、現地の衣装を着て写真を撮る事もできます。

泥パックで綺麗になれるタップバーホットスプリングセンター

ニャチャン市街地から車で10分ほどの場所にあるタップバーホットスプリングセンターは、ベトナムの泥温泉発祥の地です。
泥温泉の他にもプールやスパがあり、冷水か温水か選んだり、どのような組み合わせで楽しむか選ぶ事ができます。コースの内容によって料金が変わります。混浴もあるのでカップルで訪れた方は混浴を選んで一緒に楽しむ事もできます。
スパではボディマッサージやフットマッサージなど、様々なマッサージを受けられて、90分のコースもあります。
泥温泉の泥は大変質が良く、全身をパックしてから洗い流すと肌がすべすべとしているのが分かります。このすべすべは2日ほど続くと言われていて、美肌効果が期待できます。

宙に浮かぶ一枚岩が必見のホンチョン岬

ニャチャン北部にあるホンチョン岬は、中心部からも行きやすいスポットで、青く美しい海を眺める事ができる名所です。
ホンチョン岬はゴツゴツした岩場の岬ですので、ハイヒールやミュール、つっかけサンダルのような靴では危険ですので、運動靴や、裸足で行くようにしましょう。入り江では水遊びをする事もできて、美しい海を眺めながら素足で海の冷たさや心地よさを感じるのも一興です。
岬最大の名物は「宙に浮かぶ一枚岩」で、岩と岩に挟まれた状態で一枚岩が宙に浮かんでいるように佇んでいます。今にも落ちそうな一枚岩は、真下に立つと今にも落ちてきそうなぐらい迫力があります。
岬がある岩場に降りる手前にはオープンカフェがあり、南国気分を楽しみながらベトナム料理やニャチャン料理を堪能する事ができます。

ベトナムを代表するビーチ、ニャチャンビーチ

青々とした海を眺めるのに最適なベトナムでも有名なビーチ、ニャチャンビーチは、ビーチ沿いに多くのホテルが建ち並び、観光客で賑わっています。
ヤシの木が茂り、屋根つきのビーチチェアが並んでいて、南国のリゾート気分を味わえます。
砂浜を散歩するのも楽しいですし、実際に海に入って遊ぶ事もできます。
サンライズやサンセットを眺めるのもおすすめです。特に朝日が昇る時間帯は人の数も少ないので、ゆっくりと海が光に照らされて染まっていくのを見る事ができます。

モンキーアイランドとして有名なラオ島

ニャチャンの中心部から車で30分ほどの船着き場から15分ほどフェリーに乗って海を渡ると「モンキーアイランド」という愛称で親しまれているラオ島にたどり着きます。
このラオ島は、愛称の通り800頭以上のサルが自由きままに暮らしています。
ラオ島のサルたちは人にものすごく慣れているので、エサをやる事もできますし、サルによっては肩に乗ってきたり近くにすり寄ったりしてくるので、一緒に写真を撮る事もできます。

ベトナムでは珍しい生の魚料理ゴイカーマイ

ベトナムでは、生の魚を食べる事はほとんどありませんが、海が近いニャチャンでは新鮮な魚を生のまま食べる事ができます。
ゴイカーマイは、カーマイというニシン科の魚をさばいて塩水で洗い、砕いたピーナッツをまぶし、ハーブやネギ、青いバナナなどをライスペーパーで包んだ料理です。
エスニック風味のタレがクセになる美味しさで、パクパク食べられてしまいます。

カルシウムたっぷりのクラゲをいただくブンスア

あっさり風味の魚介のスープに、米粉麺とクラゲを絡ませ、たっぷりとゴマをふっていただくニャチャンならではのグルメです。
クラゲのコリコリとした食感、米粉麺のツルツルとした食感が楽しい料理で、ゴマの香ばしさが食欲をそそります。

ニャチャンで愛されるカマボコのような料理チャーカー

チャーカーは、カサゴやサワラなどの魚のすり身を使って作る日本でいうところのカマボコのような料理です。魚のすり身と薬味、ネギなどを混ぜ合わせて揚げたもので、地元の女性たちが手作りで作り、いつでも揚げたてを食べる事ができます。

タピオカ粉の生地がモチモチのバインカ

ニャチャンの軽食といえばバインカというくらいポピュラーな地元グルメです。
タピオカ粉の生地にイカやエビなどを入れて焼いたもので、さしずめたこ焼きのようなイメージの料理です。
ヌクマムなどにつけて食べるのがおすすめで、朝食やちょっとしたおやつにピッタリの軽食です。

ベトナム・ニャチャンの観光スポットやグルメを楽しもう

ベトナム・ニャチャンのおすすめスポットとグルメをご紹介しました。
ニャチャンには、美しいビーチや、岩場の絶景岬、泥温泉など、自然を全身に感じて楽しめるスポットも充実していますし、大きなテーマパークもあり、遊ぶのには申し分ない都市です。大きな市場で買い物を楽しむ事もできますし、少し足をのばせば可愛いサルと触れ合う事もできます。
また、海の近い町だからこそ、新鮮なシーフードを堪能できます。生の魚料理もあれば、ニャチャンならではのシーフードご当地グルメも多数あり、心ゆくまで堪能する事ができます。
ぜひ、ニャチャンを訪れた際には、興味のあるスポットを巡り、美味しいシーフード料理を満喫してくださいね。

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