イギリスの首都ロンドンには、多くの観光名所があります。
ロンドンの象徴であるビッグベンや、世界三大博物館のひとつである大英博物館など、有名どころは沢山ありますが、今回はそんなロンドンの観光名所をご紹介いたします。
大学も充実しているロンドンは、日本からの留学生も多く、人気の旅行先でもあります。
留学中の方も、旅行で訪れた方も、ロンドンの名所をチェックして楽しい思い出を作ってください。
目次
- ロンドンのランドマークといえばビッグベン(エリザベス・タワー)
- 人類の偉大なる遺産ロゼッタ・ストーンを見るなら大英博物館
- 伝統的な衛兵交替は必見のバッキンガム宮殿
- カラスがいなくなれば崩れ去ると言われているロンドン塔
- ロイヤルファミリーの重要な式典が執り行われるウエストミンスター寺院
- 金色のドームが印象的なセントポール大聖堂
- ロンドンの市内を見渡すのにおすすめなロンドン・アイ
- 自然科学関連の博物館で大人も子どももワクワクできるロンドン自然史博物館
- ロンドンで美術見学を楽しみたいならナショナルギャラリー
- ハリー・ポッターの9と3/4番線ホームへの入り口キングズクロス駅
- 世界でも有数の蝋人形技術を誇るイギリスのマダムタッソー
- イギリスといえばの定番グルメ、フィッシュ・アンド・チップス
- スコーンやサンドイッチといただくアフタヌーンティー
- イギリス・ロンドンの観光スポットやグルメを楽しもう
ロンドンのランドマークといえばビッグベン(エリザベス・タワー)
国会議事堂の横に立つ時計台で、ビッグベンはあくまでも愛称です。
正式名称は「クロック・タワー」でしたが、2012年に「エリザベス・タワー」に改名されています。
数々のイギリスを舞台にした映画ではロンドンの象徴として映し出されるビッグベンは、ロンドンへ行ったら必ず訪れたい名所です。
人類の偉大なる遺産ロゼッタ・ストーンを見るなら大英博物館
世界三大博物館のひとつ、大英博物館では、人類の英知の礎でもあるロゼッタ・ストーンを見学する事ができます。
ロゼッタ・ストーンとは、エジプトの象形文字を解読する重要な手がかりとなったとても重要な石です。
ロゼッタ・ストーンの他にも貴重なものが沢山収蔵されている大英博物館は、1日だけでは全て回れないくらい大きく、見たいものは事前にしっかりとリサーチしておくと良いでしょう。
伝統的な衛兵交替は必見のバッキンガム宮殿
エリザベス女王が暮らして執務もおこなう現役の宮殿で、衛兵交替が名物です。
ポールに王室旗が掲げられている時は女王が在宅の時で、イギリス国旗の時は不在の時だと決められています。
バッキンガム宮殿の兵交替は、兵隊の交替だけでなく、騎馬隊の交替も見事で、一糸乱れぬ美しい動きは、一度は見る価値のあるものです。
夏には宮殿の内部を見学できるようになるので、興味がある方は夏を狙うのがおすすめです。
カラスがいなくなれば崩れ去ると言われているロンドン塔
ロンドンの名スポットのひとつ、ロンドン塔は、ロンドンが歩んできた歴史をずっと見守ってきた存在です。「女王陛下の宮殿にして要塞」という正式名称のロンドン塔は、その外観の色から「ホワイト・タワー」と称されます。
城壁の中にあるジュエル・ハウスは一見の価値ありで、王室の宝飾品を見られます。
動く歩道に乗って見ていくためじっくり見学はできませんが、圧巻の見応えがあります。
また、ロンドン塔には「ロンドン塔のカラスがいなくなると塔は崩れ去り、王室は滅びる」という言い伝えがある事でも有名です。
ロイヤルファミリーの重要な式典が執り行われるウエストミンスター寺院
国会議事堂のすぐ近くに建つウエストミンスター寺院では、ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングが執り行われ、他にもエリザベス女王の戴冠式やダイアナ妃の葬儀など、ロイヤルファミリーの冠婚葬祭が行われます。
中世ゴシック様式で建てられた伝統的な寺院で重厚さを感じさせる外観と、美しいチャペルなど、見どころが沢山あります。
金色のドームが印象的なセントポール大聖堂
ロンドンの金融街にあるバロック様式の大聖堂です。
見どころは、ドームの天井に描かれた「聖パウロの一生」で、金色の美しさが印象的です。フレスコ画や装飾がとても凝っていて、まるで芸術作品そのもののような大聖堂は、ぜひ中に入って見学してみてください。
ロンドンの市内を見渡すのにおすすめなロンドン・アイ
ロンドン・アイは、テムズ川のほとりにある大きな観覧車です。
ミレニアム事業で2000年に5年限定で建てられたのですが、高い人気によって今でも運営されています。
高さは135mで、25人乗りのカプセルに乗り込んで30分かけて一周します。ロンドンの街を一望する事ができるロンドン・アイは、「ファストトラック」というものを利用する事で、並ばずに乗る事ができます。
自然科学関連の博物館で大人も子どももワクワクできるロンドン自然史博物館
動物や恐竜、地学など、自然科学の事が学べる自然史博物館は、内容がとても充実しており、大人でも子どもでも楽しめます。
一番人気は恐竜のコーナーで、巨大な恐竜の骨格標本、動くティラノサウルスなど、見どころ満載です。
地震がテーマのコーナーには、阪神淡路大震災の時のスーパーマーケットを再現した地震体験の部屋があります。
ロンドンで美術見学を楽しみたいならナショナルギャラリー
トラファルガー広場の北側に建つナショナルギャラリーには、ヨーロッパの巨匠たちの絵画が数多く所蔵されています。
レオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホ、モネなど、誰もが知る巨匠の作品から現代アートまで、時代別に展示されているので、様々な画風の絵画を楽しめます。
館内ではクラシック音楽のコンサートが不定期的に開催されており、優雅な空間で優雅な音楽を堪能できます。
ハリー・ポッターの9と3/4番線ホームへの入り口キングズクロス駅
世界中で大人気を博した「ハリー・ポッター」シリーズで、ハリーたち魔法使いが魔法学校ホグワーツへ向かう列車「ホグワーツ特急」が発車するのがキングズクロス駅です。
このキングズクロス駅には9と3/4番線というホームがあり、9番線と10番線の間にある柱からホームへ向かうのですが、キングズクロス駅には実際に9と3/4番線の看板と、柱に吸い込まれているようなカートが展示されていて、ハリー・ポッターファンのフォトスポットになっています。
世界でも有数の蝋人形技術を誇るイギリスのマダムタッソー
マダムタッソーというと、蝋人形のギャラリーで日本にもいくつかありますが、ロンドンのマダムタッソーは世界で一番大きく、世界に誇るイギリスの蝋人形技術を体感する事ができる。
イギリスの有名人が数多く展示されていて、アトラクションに乗って館内を見学する事もできます。
イギリスといえばの定番グルメ、フィッシュ・アンド・チップス
イギリス料理の大定番、フィッシュ・アンド・チップスは、タラのフライにフライドポテトがついた料理です。気軽に食べられるファストフードのようなイメージでもありますし、夜のパブでは定番のつまみとしても人気です。
ポテトにはビネガーを振りかけて食べるのがツウな食べ方です。
スコーンやサンドイッチといただくアフタヌーンティー
イギリスの名物のひとつ、アフタヌーンティーは、紅茶とスコーンやサンドイッチを一緒に楽しみます。
本格的な正統派アフタヌーンティーは、3段のプレートに食べ物が乗せられて出てきます。
1段目にはサンドイッチなど食事系のスナックが、2段目と1段目にはプチケーキなどのスイーツが乗って出てきます。
美味しいイングリッシュティーとともに、軽食とお喋りを楽しんでゆっくりと時を過ごしましょう。
イギリス・ロンドンの観光スポットやグルメを楽しもう
イギリス・ロンドンのおすすめスポットとグルメをご紹介しました。
定番の観光名所はもちろん、美術館や自然史博物館など、大人でも子どもでも楽しめる観光スポットがたくさんあるイギリスでは、アカデミックな体験が沢山できる事でしょう。
世界最大のマダムタッソーでイギリスの自慢の蝋人形を見るのも楽しそうです。
また、イギリスには独自の食文化があり、気軽に食べられるフィッシュ・アンド・チップスや、優雅に楽しめるアフタヌーンティーなど、色々なグルメも味わえます。
ロンドンを訪れた際には、是非参考にしてくださいね。