フランスの首都パリといえばヨーロッパ観光でも指折りの人気観光地です。
エッフェル塔に凱旋門にシャンゼリゼ通り、数々の美術館に教会や寺院・・・ガイドブックを開かなくても見どころが次々に思いつくほどの観光都市ですが、そのひとつひとつをまとめてみました。
特に美術館は有名なルーブル美術館だけでなく、複数紹介しているので、興味のある美術館に行ってみてください。
パリのおすすめグルメも必見です。是非旅の参考にしてみてください。
目次
- パリのシンボルマークである「鉄の貴婦人」エッフェル塔
- あの歌を口ずさみたくなるお洒落で小粋なシャンゼリゼ通り
- 上まで登る事もできる巨大なモニュメント、エトワール凱旋門
- 小説や劇の舞台にも度々登場するパリのシンボルのひとつノートルダム大聖堂
- モンマルトルの丘の上に建つ美しい白が印象的なサクレクール寺院
- 世界でもっとも有名な美術館のひとつで名画を楽しめるルーブル美術館
- ここにも名画がたくさん!パリの2大美術館のひとつオルセー美術館
- モネの睡蓮を見るならばココ!幅90mの圧巻の睡蓮が見られるオランジュリー美術館
- 豪華な装飾と素晴らしいホールは必見!芸術家たちの夢の大舞台オペラ座
- 息をのむほど美しいステンドグラスを心ゆくまで楽しめるサントシャペル教会
- パリといえばバゲット!?パリジェンヌおすすめの食べ方はチョコレートを挟んで
- フランスでも生肉を食べる文化が!牛肉のタルタルステーキ
- 朝食、ブランチ、軽めのランチにおすすめなのはそば粉を使ったガレット
- たまには奮発してフレンチのフルコースで高級食材を頂いてみるのもアリ
- フランス・パリの観光スポットやグルメを楽しもう
パリのシンボルマークである「鉄の貴婦人」エッフェル塔
パリのシンボルといえば、誰もが思い浮かべるのはエッフェル塔です。
「鉄の貴婦人」という愛称がついている通り、その美しいフォルムは一度見れば忘れない名建築です。
エッフェル塔の近くまで行き、見上げるような写真を撮るのも良いですが、エッフェル塔全体を写真に綺麗に収めたければ、シャイヨー宮から川を挟んで撮影するのがおすすめです。
黄昏時のエッフェル塔は特に雰囲気が出ていて、パリの小粋な様子を感じさせます。
あの歌を口ずさみたくなるお洒落で小粋なシャンゼリゼ通り
「オ~シャンゼリゼ~♪」という歌をついつい口ずさみたくなるパリの名物ストリート、シャンゼリゼ通り。
この歌、実は「Oh シャンゼリゼ」という歌詞ではなく、フランス語で「シャンゼリゼ通りにて」という意味で「シャンゼリゼ」とはギリシャ語で「極楽浄土」という意味です。うんちくとして知っておくと話題に上げて盛り上がれるかもしれませんね。
多くの有名ブランド店が軒を連ね、お洒落なパリジェンヌたちがバゲット片手に散歩を楽しんでいる、まさにフランスといえば、の風景を楽しむ事ができる通りです。
上まで登る事もできる巨大なモニュメント、エトワール凱旋門
シャンゼリゼ通りの出発点に堂々と建っている、パリのシンボルのひとつエトワール凱旋門は、近くで見るとその大きさに圧倒されます。
凱旋門とは戦争に勝った軍隊が凱旋する時にくぐる門の事で、パリのエトワール凱旋門はアウステルリッツの戦いに勝利したナポレオンが建設させたものです。
外観だけ眺めるのも良いですが、上まで登り、パリの街並みを一望する事もできます。
小説や劇の舞台にも度々登場するパリのシンボルのひとつノートルダム大聖堂
重厚な外観と、ステンドグラスが美しい内装で、観光客から不動の人気を得ているノートルダム大聖堂は、フランス文学や劇、映画などにも度々登場する名所です。
バラ窓の繊細な造りが見事で、自然光が差し込むとステンドグラスが美しく輝きます。
屋上まで登る事もできますので、「ノートルダムの鐘」の主人公カジモドの気持ちを味わいたい方はぜひ一度登ってパリの街並みを眺めてみてください。
モンマルトルの丘の上に建つ美しい白が印象的なサクレクール寺院
パリでひときわ高いモンマルトルの丘を登っていくと、真っ白なサクレクール寺院にたどり着きます。
寺院内には無料で入る事ができますので、寺院の外観も内装も気軽に楽しめます。また、丘の上から眺めるパリの街並みも美しく「パリにやってきた!」と実感できる人気スポットでもあります。
世界でもっとも有名な美術館のひとつで名画を楽しめるルーブル美術館
世界中に数多くある美術館の中で一番二番を争う有名な美術館、ルーブル美術館には「モナ・リザ」と「ミロのヴィーナス」が展示されています。
館内はとても広く、1日ではとても回りきる事ができません。しっかり見学するには3日はかかると言われ、アート好きな方は1週間いても飽きないと言われています。
美術館の目の前のピラミッド型のエントランスが印象的で、人気の写真スポットです。
ここにも名画がたくさん!パリの2大美術館のひとつオルセー美術館
パリといえばルーブル美術館というイメージが強いですが、オルセー美術館にも多くの名画があり、アートファンならば是非訪れたいスポットです。
ルノワールの「ムーランドラギャレット」やゴッホの「自画像」など、誰もが一度は目にしたことがある名画も所蔵されています。
ルーブル美術館の休館日である火曜日は特に混雑するので注意しましょう。
モネの睡蓮を見るならばココ!幅90mの圧巻の睡蓮が見られるオランジュリー美術館
モネは多くの睡蓮の絵を描き、世界中のあらゆる美術館に所蔵されていますが、オランジュリー美術館では幅90mもある大作の「睡蓮」を鑑賞する事ができます。
モネ自身が美術館の設計にも携わり、楕円形で自然光が入る展示室を造り、その形に合わせて作品を描いたため、まさに睡蓮のための美術館なのです。
現在は他の画家たちの絵画も展示されており、モネの睡蓮と合わせて様々な美術作品を楽しむ事ができます。
豪華な装飾と素晴らしいホールは必見!芸術家たちの夢の大舞台オペラ座
パリのオペラ座といえば世界中の芸術家たちが憧れる夢の舞台です。
宮殿のように美しいロビーやホールの内装は見学するだけでも十分価値があります。
毎晩オペラやバレェが上演されていて、一流の芸術に触れる事ができるので、興味がある方は事前に予約してパリの芸術を堪能してみてはいかがでしょうか。
息をのむほど美しいステンドグラスを心ゆくまで楽しめるサントシャペル教会
パリで最も美しいステンドグラスの教会と称されるサントシャペル教会は、高い天井に向かって伸びるステンドグラスが太陽光を浴びて美しく輝き、幻想的で厳かな雰囲気を演出しています。
息をのむほど美しく、静謐な気持ちにさせてくれます。ステンドグラスだけでなく床の装飾も素晴らしく、教会というよりも芸術品のような印象の建築物です。
夜間にはコンサートも行われ、高い天井に音が響き渡り、コンサートホールとは違う音色を楽しむ事ができます。
パリといえばバゲット!?パリジェンヌおすすめの食べ方はチョコレートを挟んで
フランスパンという呼び名がつくぐらい、バゲットはフランスのパンとして有名です。
パリで気軽に食べられるバゲットは、野菜やハムやチーズなどを挟んだサンドウィッチスタイルのものもあれば、チョコレートを挟んだ菓子パンスタイルもあります。
パリジェンヌたちの間ではチョコレートを挟んでスナックのように食べるスタイルが人気。
クロワッサン生地にチョコレートを入れたり挟んだりしたパンオショコラも人気ですがパリっ子たちはバゲットにチョコレートを挟むのです。
フランスでも生肉を食べる文化が!牛肉のタルタルステーキ
韓国や日本ではユッケが人気ですが、フランスにも似たような料理があります。
それが牛肉のタルタルステーキです。牛肉を玉ねぎやピクルス、ケッパーなどを細かく刻んだもので和えたもので、パリの人々に人気のグルメです。
意外と臭みも無く洋風なユッケという感覚でいただける一皿。
朝食、ブランチ、軽めのランチにおすすめなのはそば粉を使ったガレット
パリのカフェなどでよく目にする軽食、ガレットはそば粉を使ったクレープのような料理です。甘いジャムやホイップクリームなどを乗せればデザートに、サラダや肉、魚などを乗せれば軽食になり、ペロリと食べられてしまいます。
そば粉のモチモチした食感がクセになるパリの人気グルメです。
たまには奮発してフレンチのフルコースで高級食材を頂いてみるのもアリ
フランス料理は世界三大料理と言われるほど美食のイメージです。
日本でもフレンチコースと言うと高級食材を使った料理が次々に出てきてお高くつく印象ですが、本場フランスでフレンチフルコースを体験してみるのも良いかもしれません。
フォアグラやトリュフをふんだんに使ったメニューや、鴨のコンフィ、舌平目のポワレなど、よく耳にするフランス料理が楽しませてくれるはず。
フランス・パリの観光スポットやグルメを楽しもう
フランス・パリのおすすめスポットとグルメをご紹介しました。
パリには言わずと知れた観光名所が沢山ありますが、どこも名前だけではなく実際に訪れる価値がある名所ばかりです。
パリの街そのものはコンパクトで徒歩でも十分歩いて回れますが、ひとつひとつのスポットをじっくり見学しているとあっという間に時間が経ってしまいます。余裕をもって旅行のスケジュールを組むようにしましょう。
パリにはお洒落なレストランやカフェも沢山あり、フランスのグルメを楽しめます。バゲットやガレットなど気軽に食べられる軽食から、豪華なフルコースまで、ご予算に合わせて楽しんでみてください。