アルゼンチン共和国・カラファテに行ったら何をする?おすすめ観光名所

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南米というと、暖かい、あるいは暑いイメージを抱く人が少なくないかもしれませんが、常に暑いのは赤道直下にある中米の国々で、南米の南の方へ行けば行くほど年間の気温差が出てきます。夏と冬がひっくり返るオセアニアのニュージーランドとほぼ同じ緯度にあるアルゼンチンのカラファテは、氷河を見ることができるロスグラシアレス国立公園への中継地点として多くの観光客が訪れます。
南米大陸の南端にほど近い街なので、ここに辿り着くためにはかなりの時間がかかりますが、それでも壮大な自然を全身で感じることができるスポットなので、旅好き、自然好きな方にはおすすめです。
今回は、そんなカラファテの観光名所をご紹介いたします。

目次

なんといってもココ!ダイナミックな氷河を見られるロスグラシアレス国立公園

カラファテを訪れたら、必ず足を延ばしたいのがロスグラシアレス国立公園です。
ロスグラシアレス国立公園へ行くためにカラファテに立ち寄るという人も多いぐらい、ここを目的地とした観光客が多く、ユネスコ世界遺産に登録されている氷河が最大の見どころとなっています。
南極、そしてグリーンランドに次いで、世界で3番目に大きな氷河地帯で、東京と神奈川がすっぽり収まるくらい広大な氷河が続いています。
実際に氷河の上を歩くトレッキングツアーもあり、人気を博しています。

ロスグラシアレス国立公園で最も人気のスポットはココ!ぺリト・モレノ氷河

広大なロスグラシアレス国立公園を観光する上で、外せない人気スポットは、氷河のダイナミックな崩落が見られるペリト・モレノ氷河です。
よくテレビなので見る、氷河が轟音と共に崩れ落ちる、あのシーンを生で目の前で見ることができるとあって、観光客たちはこぞってペリト・モレノが見られるツアーに参加します。
カラファテから、バスに乗って行くことができるため、個人的にも訪れることができますが、ツアーに参加すると、ロスグラシアレス国立公園の名所をピックアップして、様々なエキサイティングなアクティビティを織り交ぜながら無駄なく効率的に観光することができるので、慣れていない方はツアーを活用するのがおすすめです。

氷河クルーズで冒険するウプサラ氷河

ロスグラシアレス国立公園で2番目に大きい氷河、ウプサラ氷河は、陸路からは到達できないため、氷河を進むクルーズに参加して船に乗って向かいます。
浮いている流氷を間近で見ることができますが、この流氷が多すぎると立ち入れないスポットなので注意が必要です。
氷河の深い青色と、太陽の光を浴びてキラキラと白く輝く氷が美しく、絶景が広がっています。

氷でできたバーでお酒やジュースを飲める博物館 グラシアリウム

カラファテ市内からバスで10分ほどのところにあるグラシアリウム(パタゴニア氷博物館)には、カラファテやパタゴニアの氷河や自然についての貴重な資料が展示されており、自然史を始めとする歴史を知ることができます。英語とスペイン語の説明にはなってしまいますが、模型や映像が充実しているので視覚的に楽しめ、理解できるスポットです。
そんな氷の博物館、グラシアリウムの名物が、氷のバーです。
地下に設置されており、マイナス10度という極寒の中、カウンター、イス、そしてグラスまでもが氷で作られた神秘的なバーでお酒やジュースを飲むことができます。
なかなかできない体験なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

人々の暮らしや文化を知りたければココ!カラファテ・ヒストリカル・インタープリテーション・センター

グラシアリウムは氷河や氷など、自然史を中心とした博物館でしたが、ここに暮らした人々の暮らしや文化、歴史を知りたいという方は、カラファテ・ヒストリカル・インタープリテーション・センターにも立ち寄ってみましょう。
ここでは、カラファテの街の生い立ちや、この地で暮らしていた先住民族などについて知ることができます。
氷河期時代に人々がどのように自然と共存してきたのか、どのような歴史を辿って今のカラファテという街が作られてきたのか、遥か昔の時代まで遡って、時代を追いながら学べます。
民俗学や文化などの観点で歴史を知ることができる資料が充実しているので、歴史や文化に興味のある人は足を延ばしてみてください。

アルゼンチン共和国・カラファテの観光スポットを楽しもう

世界で3番目に大きな氷河地帯である、ロスグラシアレス国立公園へ訪れる際に必ず立ち寄る街、カラファテの観光名所をご紹介いたしました。
観光のメインは間違いなくロスグラシアレス国立公園となりますが、カラファテの市内から少し足を延ばしたところにあるグラシアリウムという氷の博物館も見どころです。地下にある氷のバーはとても印象的で、ここでしかできない体験ができますので、忘れずに立ち寄るようにしましょう。
氷河というだけあって非常に寒いため、防寒はぬかりなく、体調を崩さないように注意して観光を楽しんでください。

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