タイ・クラビに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

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タイのビーチといえばプーケットが有名ですが、バンコクから南西に約800km、パンガー湾を挟んだ東側に位置するリゾート、クラビもおすすめです。
アンダマンの波に削られてできた複雑な地形は長い間人を寄せ付けず、ボートでしかアクセスできないビーチが点在。切り立つ岩壁に青く透明なグラデーション、手つかずの自然が今も残っています。
人気のアイランドホッピングに参加して個性豊かな島々を巡れば、SNS映え抜群!弾けるような景色に囲まれ、シュノーケリングやダイビング、ロッククライミングなどのアクティビティも思い切り楽しめます。
そんな秘境感漂う魅惑のビーチリゾート、クラビの見どころをご紹介します。

目次

ビーチ・ライフの1日はここから アオナン・ビーチ

クラビにはいくつもの美しいビーチがありますが、その移動の拠点となるのがアオナン・ビーチです。
奇岩が映える長いビーチには島々へ向かうボートがずらり。他のビーチでは見られないワクワク感が漂います。
ビーチ沿いの通りにはインフォメーションセンターやダイビングショップ、お土産さんなどもあり、おしゃれなカフェやマッサージを利用してゆっくりと過ごすのもおすすめ。
夕暮れになると沖に浮かぶ島々がシルエットになり、ロマンチックなバータイムも楽しめます。

週末限定ののナイトマーケット クラビ・ウォーキン・ストリート

クラビタウンでは毎週金・土・日曜の17時頃から、「クラビタウン・ナイト・マーケット/クラビ・ウォーキン・ストリート」が開かれます。
地元の人たちもイチオシのこのマーケット。ローカルな屋台料理はもちろん、地元の民芸品や名産品、お土産などのお店が所狭しと軒を連ね、賑わっています。
ステージではタイ舞踊やカラオケ大会が開かれることもあり、有名な曲が流れると屋台の人たちも歌いながら踊りだしたり、タイ語がわからなくても一緒に盛りあがることができます。
イートインスペースもあるので地元の人たちに混ざってゆっくりお酒を交わせば、そこでしか味わえないナイトライフの雰囲気に浸れます。

様々な顔をもつ趣ビーチ ライレイ・ビーチ

アオナン・ビーチからロングテールボートで約20分の場所に位置するライレイ・ビーチ。
ここは、東西で異なる雰囲気を持つビーチとして、人気があります。
西側のライレイ・ウエストは白い砂浜に石灰岩の岩山、東側のライレイ・イーストには秘境感滲み出るマングローブの森が広がり、個性的な風景が魅力。
泳いだり日光浴をしたり、シーカヤックで景色を楽しんだり、思い思いのリゾートを満喫できます。

ボートでしか行かれない信仰の聖域 プラナン・ビーチ

アオナン・ビーチから約20分、ライレイ・ビーチの東側、ちょうど対角線上にあるのがプラナン・ビーチです。
ここは、古くから神聖な場所として大切に保護されており、透き通るエメラルドグリーンの海とパウダーサンドの他、ダイナミックな石灰岩の岩盤や鍾乳洞の景色も印象的です。
自然にできた洞窟はいくつかありますが、小さな洞窟に守られるように祀られた”リンガ”は男性のシンボルで、安産祈願などのパワースポット。
東側にある、”プリンセス・ケーブ(王妃の洞窟)”は幻のビーチとしても知られ、鋭い剣のような鍾乳石が垂れ下がる、ダイナミックな光景を目にすることができます。
洞窟を探検するプラナンケープ、ロッククライミングなども楽しめます。

魅惑の道で美しい海に挟まれる チキン島&タップ島

チキン島&タップ島はクラビ本土のほど近く、プラナン沖に連なる島。それぞれの島を行き来することができます。
干潮時は”割れる海”を意味するタレーウェークが起こり、島と島の間に真っ白な砂浜の道が現れます。
わずかな時間しか味わえない奇跡の道ですが、歩いて渡れる場所もあり、美しい海を両側に従えて、左右から波が打ち寄せる貴重な体験が楽しめます。
周辺を散策したり、ビーチタオルを敷いてのんびり過ごすにも最適な癒しの島。透明な海とカラフルなパラソルのコントラストもとても美しいビーチです。

未知なる一枚岩モノリスのような絶景を望む ポダ島

透き通った海に浮かぶ断崖絶壁の岩山。130以上の独特な形をした島々が集まったクラビの中でも、極めて異彩を放つ風景が、このポダ島にあります。
長い歳月をかけて波に削られ、風雨にさらされた岩山は圧巻。その存在感を見逃す手はありません。
またポダ島は、真っ白なビーチが島の半分をぐるりと取り囲み、砂浜が美しいことでも有名な島。
砂の粒子はサラサラとしていて細かく、波も穏やかで、驚くほど透明な海にグラデーションが印象的。
ゆっくりランチをしたり、写真を撮ったり、シュノーケリングを満喫するにも最適なビーチです。

源泉かけ流しの天然温泉を堪能 エメラルドプール(ホン島)

ホン島は国立公園にも指定されており、豊かな緑とエメラルドグリーンの海が魅力です。
ビーチから少し離れた森の中には、淡水でできた天然のプール、エメラルドプールがあり、水着を着用すれば、クラビにいながら源泉かけ流しの天然温泉が楽しめます。
この温泉は38度ほどのぬるめのお湯で、透明度が高く、足元には小魚が泳ぐ姿も見られます。
光の加減によってエメラルドやブルー、乳白色にも見え、かすかな硫黄のにおいと植物のマイナスイオンに旅の疲れはもちろん、デトックス効果や美容効果も期待できそうです。

言い表すのが難しい神秘的な青に出会う ブループール(ホン島)

エメラルドプールから10分ほどジャングルの山道を登ったところにあるブループールは、タイ語で”湧き水の池”を意味する「サ・ナム・プット」と言われ、エメラルドプールの源泉として知られています。
ここは遊泳禁止ですが、深く透き通ったコバルトブルーのプールは天然の色とは思えないほど。森の静寂に包まれて、ひっそりとした神秘的な世界が広がっています。
青い池が見られるのは11月~4月と期間限定ですが、自然のエネルギーを感じられる秘境中の秘境スポット。季節の合う方は、ぜひ訪れてみてください。

自然の中に流れる湯量と勢いが魅力 クロントム温泉

熱帯ジャングルの中にある”湯の滝”クロントム温泉は、源泉かけ流しの天然温泉です。
森の奥から流れてくる水はすべて温泉水で勢いよく流れており、湯温も40度前後と適温。
石灰岩が段々畑のように連なり、肩まで浸かれる深さの場所もあれば、浅い部分もあり、岩に仕切られてなんとなくプライベート感もあるので、好きな場所でゆっくりくつろぐことができます。
周りにはたくさんの緑が生い茂り、無色透明のお湯がじゃんじゃん流れる石灰棚の温泉。下流に行くと冷たい場所もあり、贅沢な川遊びも楽しめます。

一度は食べてみたい上品なタイカレー マッサンカレー

タイのカレーといえば、グリーンカレーやレッドカレーが有名ですが、イスラム教のカレーを意味するマッサンカレーも外せません。
カルダモンやシナモン、クローブといったスパイスをふんだんに使い、じゃがいもと鶏肉をホロホロに煮込んだカレーは絶品!
他には代えがたい上質な甘みがあり、ほのかな辛さの中にココナッツミルクやピーナッツの濃厚なコクと芳醇な香りが重なり、味わったことのないうま味に舌鼓を打つことでしょう。
ジャスミンライスとの相性も絶妙で、2011年、CNNの「世界で最も美味しい料理50」にも選出された経歴を持っています。

複雑な味にハマる人が続出! ソムタム

青いパパイヤを使ったサラダ、ソムタム。
本場タイでも様々な種類がありますが、最もポピュラーなソムタムは正式には「ソムタムタイ」と呼ばれます。
ライムと唐辛子を効かせ、ナンプラーや砂糖、塩で仕上げたソムタムは、甘くて辛くて酸っぱくてしょっぱい、4つの味覚を刺激。レストランはもちろん、屋台でも気軽に食べることができ、唐辛子の本数を減らすこともできますので、辛さが苦手な方は「マイサイプリック=唐辛子をいれないで」など、好みの辛さでオーダーしてみてください。

ココナッツの甘みとトッピングが楽しい ココナッツアイス

ココナッツは、日本ではまだまだ異色の食材ですが、タイでは定番。
口の中に入れるとスーッととろけるココナッツアイスは濃厚ながらも甘すぎず、後味もさっぱり。熱い日中や夕方、食後など、一息つきたいときにピッタリのスイーツです。
欠かせないのがトッピングで、もち米、寒天、ピーナッツ、チョコチップ、さつまいもなど、屋台によって異なるトッピングも魅力です。
パンにするかカップにするか聞かれることもありますので、是非本場の食べ方”食パンサンド”を試してみましょう。

タイ・クラビの観光スポットを楽しもう

雄大な自然に抱かれたタイ屈指のビーチリゾート、クラビ。
かつて”陸の孤島”と呼ばれた島々には手つかずの自然が未だ多く残り、神秘的な景色が広がっています。
独特な地形と自然が織りなす景観は、繊細でありながらダイナミック。
美しいビーチには波音が静かに響き、背後にはそそり立つ岩壁、出会ったことのない光景に魅了され、夜になると満天の星空に包まれて、とびきり贅沢な旅になることでしょう。

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