タイ北部の山岳地帯に位置する「チェンマイ」は、首都・バンコクに次ぐ第2都市です。
物価が安く治安が良好であるほか、由緒ある観光スポットが多いことで知られています。
最近では、観光客向けの巨大なショッピングモールも開設され、ますます賑わっています。
日本語対応のATMも各所に点在しているため、急な出費が発生しても困りません。
そこでこの記事では、タイ・チェンマイ旅行でおすすめの観光スポットを5つ紹介します。
旧市街から洗練された寺院まで多くの地を巡ってみてくださいね。
目次
- チェンマイの開運スポット「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」
- タイ王室の避暑地を散策「プーピン宮殿」
- ショータイムを満喫できる「メーサー・エレファントキャンプ」
- カップル/子連れで楽しむ「チェンマイ・ナイト・サファリ」
- 伝統工芸品のお土産なら「ナイトバザール」
- タイ・チェンマイの観光スポットを楽しもう
チェンマイの開運スポット「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」
1383年に建造された「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」は、先代の国王・クーナ王の命で建造された金色の寺院です。
標高1,080メートルのステープ山の頂に位置するため、寺院を眼前にするまでに306段の石段をのぼる、もしくはケーブルカーで山頂を目指す必要があります。
寺院内にブッダの遺骨(仏舎利)が納められていることから、厄除け効果を得られる開運スポットと認識している観光客もいます。
拝観料は一律30バーツ(約104円)と安価です。
ケーブルカー代を含めても50バーツ(約174円)になります。
また、営業時間は8時から18時までです。
ケーブルカーを利用する場合は、5時30分から19時30分までが受付時間となります。
タイ王室の避暑地を散策「プーピン宮殿」
ステープ山の山頂とふもとの中間地点にそびえる、「プーピン宮殿」。
こちらは1962年に建造され、タイ王室の避暑地として知られています。
宮殿の敷地内にはバラや季節の花々が咲き乱れており、優雅な佇まいが魅力です。
高台に位置するため、平地に比べて涼しく過ごすことができるのも嬉しいポイントですね。
ただし、宮殿内部に立ち入ることはできません。
あくまで周辺の庭園や宮殿の外観を散策するまでになります。
また、露出の多いノースリーブやハーフパンツでの入場はできません。
プーピン宮殿を訪問する際は、必ず羽織ものや長ズボンなどを着用するようにしましょう。
ショータイムを満喫できる「メーサー・エレファントキャンプ」
1976年に開設した「メーサー・エレファントキャンプ」は、象使いによるショーを見学することができる娯楽施設です。
象たちが鼻先にペンを持って絵を描く様子や、象使いを背に乗せて険しい山道を歩く様子を直に見ることができます。
チェンマイ市街地からエレファントキャンプまではタクシーで30分ほどかかります。
入場料は大人120バーツ(約417円)・子ども80バーツ(約278円)です。
また、毎朝8時から夕方16時までの営業時間中に合計3回のショーが開かれます。
象と人が共生する街・タイならではの娯楽イベントも観光の醍醐味ではないでしょうか。
カップル/子連れで楽しむ「チェンマイ・ナイト・サファリ」
カップルや子連れで楽しめる動物園、「チェンマイ・ナイト・サファリ」。
こちらは、夜間にサファリバスを使って園内を巡る魅力的な娯楽施設です。
入場料は大人500バーツ(約1,737円)・子ども300バーツ(約1,042円)になります。
チェンマイ市街地から車で40分ほどかかりますが、見応えは十分。
園内には約103種類の動物が収容されており、1番人気はホワイトタイガーです。
ホワイトタイガーの生息数は世界中に250頭あまりと言われ、その姿は飼育下・保護下でしか見られないことで知られています。
日本では珍しいジャガーや象なども飼育されているため、記念撮影も兼ねて見学に行ってみてはいかがでしょうか。
伝統工芸品のお土産なら「ナイトバザール」
チェンマイでのお買い物なら、「ナイトバザール」に行ってみましょう。
こちらは、5つの屋外・屋内市場が密集したエリアとなります。
いずれも年中無休で毎夕17時から24時までオープンしています。
その中でも伝統工芸品のお土産が欲しい方は、「アヌサーンマーケット」がおすすめです。
アヌサーンマーケットは雨天時にも助かる屋内市場で、タイの民族衣装、小物、絵画などのお土産品が揃っています。
その場で民族衣装に着替えて記念撮影をしてもらうこともできるのですよ。
あるいは、似顔絵を描いてもらうことも可能です。
ナイトバザールは、チェンマイ市街地のチャンクラーン通りに入ってすぐに見つかります。
5つすべての市場を巡れない場合は、アヌサーンマーケットに絞ることをおすすめします。
タイ・チェンマイの観光スポットを楽しもう
タイの主要な旅行先は「バンコク」や「プーケット」に決まりがちですが、「チェンマイ」も忘れてはいけません。
寺院・宮殿などの歴史的建造物を見学できることはもちろん、娯楽施設も多くあります。
注意すべき点は、「1ヶ所ごとの移動距離の長さ」ですね。
初めてチェンマイ旅行に行く方は、1日2~3ヶ所を巡るだけでもひと苦労かもしれません。
1つの観光スポットに対して見所がたくさんあるともいえます。
特にナイトバザールは「1日がかりでも回りきれない」というのが、個人的な感想です。
モデルプランを事前に決めておき、チェンマイ旅行を満喫してくださいね。